
◎ダイジェスト動画(30秒)
五葉山にした理由
1 久しぶりにしゃくなげ荘に泊まりたかった
2 また五葉温泉に入りたかった
3 山頂からのご来光が見たかった
目次
念願の五葉山 しゃくなげ荘へ

しゃくなげ荘の思い出

以前登って泊まった時は、冬季閉鎖中のゲートが開く日と重なったため、地元の人達が10人ほども来ており、そして小屋で大宴会をしていました。
いつも通り小屋で一人静かに過ごすつもで来たのに、その時はあまりの大騒ぎで寝ることもできず、ついに堪忍袋の緒が切れて「静かにしろ!テメーら!」と怒鳴る寸前までいった時に、「まあ、あなたも参加してください」と声が掛かり、するとまずは毛ガニが出てきて仰天してしまい、次は生の牡蠣を入れた牡蠣鍋が出てきたり、姫鱈を焼いたのやらと海の幸のオンパレードが続き、眼を疑いたくなるような御馳走の数々を堪能することになりました!
山小屋料理で毛ガニや牡蠣鍋が出るような小屋はここだけではないでしょうか!
とういうことで、これはこれでいい思い出になるのでした。
2時間の行程を楽しむ

あとは鳥居ですが、登山口にもありましたが、山頂まで実に4~5つがあり、どんな意味があるのかと思わずにはいられませんでした。
今五葉山があるのは岩手県ですが、五葉という呼び名は、その昔は伊達藩直轄で、藩にとって重要な山であったことから「御用山」と呼ばれていたことに由来するとも言われていますが、それが関係しているのかも知れませんね。
往復3時間ほどの山ですが、私の場合は泊りなので、登山届けを出していくことにしました。
管理人さんに遭遇

管理人さんから聞いたところによると、トイレのドアの閉まりが悪いので、閉める時はしっかり閉めてほしいや、小屋での薪ストーブの薪は解体した旧小屋の材木があるのでそれを使ってもいいなどでしたが、小屋で薪ストーブが使えるとは耳寄りな情報をゲットしました。
それから管理人さんは泊らないのですかと尋ねたところ、彼曰く、「身体に悪いから泊りはやらない」と言うのでした。
それを聞いて私も大納得なのでしたが、それは以前の大宴会を見ればわかる通りで、とにかく一晩中呑み食いをするわけですから、身体も悪くするでしょう・・
またまた鳥居が

下ってきた登山客からもけっこう雪があったと聞いていたのですが、アイゼンがあれば安心なところなのに、いつも持つのが面倒になり、結局持たずに行って後で後悔するというパターンなのです・・
と見るとまたまた鳥居があるのでした。
ピカピカのしゃくなげ荘

1階は倉庫のようで、階段を上がって2階が宿泊施設になっており、そこの真ん中に薪ストーブがドーンと鎮座しており、この小屋の素晴らしさがわかるのでした。
窓からの眺めも素晴らしく、海はもとより遠くの山々、そして、となりにあるベンチとテーブルのある広場などが気持ちよく見渡せました。
◎こちらは私のお気に入りの花巻東和のホテルです。
薪ストーブで暖まり、定番の味噌鍋を食す

また最近は、山登り用の携帯用ランタンではなく、写真のような携帯には不向きなキャンプ用ランタンを持ってくることが多くなりました。
その理由としては、携帯用ランタンだと、単三4コが入っていたとしてもせいぜい1時間半ほどしか持たず、電池の交換やらで面倒だったからですが、ところがこちらのランタンは、今時としては珍しい単一電池を使用し、しかもそれを6コも入れるという超大容量のランタンなので、携帯用よりも明るいのが5時間以上も点灯し続けるという願ったりかなったりの商品なのでした。
その上、外観もかなりレトロで雰囲気もよく、さらにさらには、ただ点灯するだけではなく、LEDの灯が本当の火のように揺らめくという優れものだったのです!
しかしながら炎の揺らめきに関しては、いくらか揺らめいているようには見えるのですが、その揺らめき方は今にも消えそうに瞬いているようで、本物の揺らめきとは違っていました・・
それでも、それを除けば長時間持ちながら手軽に充電して使え、レトロな雰囲気も味わうことができるという、お気に入りのランタンなのです。
ご来光のクライマックスへ

でもまあ、なんとか夜明けの写真も撮ることができ、あとはしばし山頂でコーヒーを飲んでまったりでした。
今回は、雲海からご来光のベストショットはなりませんでしたが、からりと晴れ渡り、海の遥か彼方や遠くの山々まで見渡せ、満足のいく山行になりました。
下山後は五葉温泉へ

露天からはきれいな芝生の庭や、眼下にダム湖が見渡せ、そしていま登ってきた五葉山も仰ぎ見ることができるという、素晴らしい眺めが堪能できました。
大船渡温泉へ

見るとホテルの中に日帰り湯があるみたいで、また、ホテルの横には無料の足湯もあり、海の絶景を見ながら入れるという気持ちのいい足湯です。
また、内湯、露天から休憩所にいたるまで、どこからも三陸リアス式海岸が見事に眺めることができて、充分に楽しむことができました。

◎前回の釜石サブスク宿と五葉温泉についてはこちら