
青森は遠いのでなかなか来れなかったのですが、それなりに楽しめましたので、これからはキャンプや山登りも兼ねて来るつもりです。
◎ダイジェスト動画(30秒)
大湊にした理由
- 青森の友人に会いたかったから
- フォルクローロの宿が大湊にあった
- スキーができると思った
初めての大湊

ホテルフォルクローロなので、駅の隣りに宿があるといういつものスタイルでしたが、大湊駅は本州最北端より2番目ということで、「てっぺんの終着駅」という看板があります。
ホテルは5階建てでその5階が宿になり、眺めは期待できそうですがどうでしょうか?

それから1階には無料のランドリーがありました。
期待の部屋からの眺めは?

あと3階には、これも無料のマッサージ機があったのですが、利用しませんでしたし、3階からの眺めもやっぱり殺風景さが・・
ホテルの近くには釜臥山という標高900mほどの山があり、頂上の展望台からは夜景などがきれいに見えるとあったのですが、今は雪のため行けないというので残念でした。
また頂上にはライブカメラあるというので、ネットで見たところ、閉鎖中となっており見れませんでした・・・どういうこと?
観光名所の仏ヶ浦へ

次には仏ヶ浦という、海岸に奇岩があるという名所に行ってみましたが、けっこうな山の中を走って行くことになり、こんなところに海岸があるのかという感じでしたが、やっと着いてみるとここもまだ時期が早かったようで、観光客は私だけという寂しさ・・
崖のようなところを急な階段で降りていくのですが、入り口には「熊出没 注意」という看板が立っており、こんなところにクマがいるのかと不思議な気もしましたが、ビビりながら降りて行きました。

こんな階段をシカも上り下りしているとは驚きでしたが、それより、シカが来るということはクマも来るということで・・・・やっぱりビビりまくりです。
奇岩のオンパレード

でも他に観光客がいないということで、人が入らない景色だけを撮ることができて良かったです。
黒いダイヤモンド

それから、海中に魚がいないかと底のほうをよく見てみたところ、なんと!、あのイガイガの高級食材である、黒いダイヤモンドとも言えるウニが海底に所狭しと張り付いていたのです!
こんな素晴らしい獲物を獲ることもできず、見ることしかできないとはなんと勿体ない話でしょうか・・・と普通の人は思うでしょうが、実は私はウニが食べれないという勿体ない体質なのでした(涙)
正直なところ私は海育ちで、実家ではウニやアワビも獲ってたのでいくらでも食べれる環境だったのですが、好き嫌いが激しく、ウニ、アワビはもとより、魚卵なども食べれないという損な体質なのです。
そんなわけで実家では獲るのが専門で、獲ったのを人にあげて喜ばれるという役回りでした。
下風呂温泉 海峡の湯

こちらは以前は2つの共同浴場だったところが、リニューアルして一つの場所で楽しめるようになったそうで、とにかく新しく人も少ないのでゆっくりできました。
またここに以前あった宿には、作家の井上康が滞在して「海峡」という小説を書いたということで、建物の中には当時の部屋を再現していたり、ゆかりの品々を展示していたりと、風呂に入る以外にも楽しむことができました。

まあ、サウナに入ったので無理に入る必要はないと思い入りませんでした。
浴槽はなぜか熱湯と、白濁の大湯、いくらか透明の新湯と、それから「井上康 ゆかりの湯」があり、やはり作家にちなんだものなのでした。
井上康が古に眺めたという、津軽海峡を眺めながら入るというのもおつなものと言えますし、また浴槽の壁上部には、地元名産の青森ヒバが貼られており、いい風情を醸し出していました。
井上康 ゆかりの湯&サウナ

サウナは3~4人入ればいっぱいと狭かったのですが、貸し切り状態だったので問題無く、なによりゆかりの湯を通して海峡がよく見えるという、他にはないサウナで楽しめました。
また、サウナの入り口ドアには粋な注意書きもあり、ニヤリとなりました。
ゆかりのひとたち展示室

階段を上がると、まず目に飛び込んできたのは井上康の写真と説明書きであり、その向こうには井上康が泊まった部屋を再現してありました。
この部屋に泊まり窓から海峡を眺め、そして小説「海峡」を書いたのですね。

実のところ小説はあまり読まないので、これらの作家の小説は読んだことがなく、一通り眺めるだけで終わりでした。
興味のある方はこちらで眺め、その後に読むのもいいでしょう。
次に来る時は、キャンプや山登りも楽しめるように、もっと日にちにゆとりを持って来るつもりです。

◎下の動画は、私が東北のフォルクローロで一番好きな花巻東和で、温泉三昧できるお勧めの宿ですのでご覧ください。