
〇ダイジェスト動画(30秒)
西穂山荘にした理由
1 ロープウェイで楽に行けるから
2 まだ行ったことがなかった
3 紅葉になってると思った
目次
絶景ロープウェイに乗って

ただ、往復で3,200円は他のロープウェイより高めで、これだと、よほど天気がよくないと勿体ない気がします。
そして、もう紅葉の季節ですので、平日でもロープウェイに乗るだけの観光客がいっぱいで、なかなか撮るのにいいアングルが狙えませんです・・
それでも、僕の場合背が高いので、観光客の頭の上から何とか撮ることができました(笑)
ロープウェイ駅から山荘へ

そして中央には、あの笠ヶ岳が、ひときわ大きくその威容を誇っており、あの山の時は大変だったので、二度と登りたくないなと思う僕でした。
ロープウェイ駅から出て、いよいよ登山道に出たのですが、けっこう平坦な道が続くので、山荘のあの高さまで行くのに、このまま平坦なわけはないので、後になって急登になるなと思ったらやはりその通りで、小屋近くではフーフーで、下山客にあとどれ位ですかと何度も聞きながら登る始末でした・・
当然に、あの100ℓのザックを見せびらかしながら登ることになり、これはと思う人には話しかけて、動画を見せたり名刺を渡したりするのでした。(笑)
でも、あとになってみると、皆さん話を合わせるのはうまいのですが、実際どれだけフォロワーが増えたかというと、何十枚も名刺を渡してるのに、増えたのはせいぜい1~2名なのでした・・、フ~
テント設営

テントは当然「ドマドーム」で、あとはヘリノックスのテーブルとイスになるのですが、隣りには話の合いそうなオジサンが張っており、その人のテントは、ドマドームの後継種とも言える「オニドーム」でしたので、それの使い心地などを聞いたりしました。
ついでに僕は、イスとテーブルの自慢もするといういやらしさを発揮しました(笑)
サンセットが2度きた

見てみると、雲海の向こうの山の頂に、大きく赤い日が沈み始め、荘厳な雰囲気を醸し出しており、泊り客も大勢出てみんなでこのショーを楽しみました。
そして、日が完全に沈んでしまい、ショーも終わったのでテントのところに戻っていたところ、ふと空を見ると、なんと、沈んでしまったところの空がまた赤くなり始めたのです!
というわけで、僕はまた急いで三脚を下げてベストポイントに向かい、2度目のサンセットを楽しむことになりましたが、こんなこともあるのかと驚きでした!
お楽しみの晩ごはんに来客が

相変わらず僕の場合は、これ見よがしにテント前でランタンを点けて、テーブルとイスを使って優雅に調理?をするというパターンです。
ところが、優雅にやっている最中に来客があり、それは登ってくる時に知り合った若者で、パンやハムなどの差し入れまで持参して来訪してくれたのでした。
ソロでテントを張っているところに来てくれるのは珍しく、また嬉しいものでした。
お互い山の話をしながら、そのあと1時間ほども話すことになり、若者の話によると、住宅メーカーの設計の仕事をしているということで、夢は山小屋を作って運営することだということで、若者は夢があっていいなと思う僕でした。
そして、ふと小屋を見上げてみると、窓にはこうこうと灯りがともっており、中は暖房が効いていてヌクヌクなんだろうなと、一瞬羨ましい気もしましたが、ランタンに照らされた雰囲気のあるマイサイトを見ると、やはりこちらがいいなと思いました。
他のサイトを見ると、やはり皆さんテントに籠りっきりで、早々と就寝している人もいました。
サンライズはあったのか?

元々体力に自信がないため、山荘テン場泊りで終わりの予定でしたが、聞いてみると20分ほど登ったところに丸山というのがあり、そこからの眺めもいいというので、そのくらいなら行けるととりあえず登ってみました。
丸山に着いてみるとほぼ360度の眺めで、そこにけっこうな雲海ができており、薄曇りでなく晴れていたなら、どんなにいい眺めだったろうと思いました。
そして脇の高い山を見ると、そこが西穂独標と呼ばれるところで、丸山から1時間ほどかかり、その向こうにはさらに1時間半ほどの西穂高岳があり、今度来る時にはそこまで行くぞと心に誓うのでした。
小屋でのコーヒータイム

あとは下山するだけなので、ついでにヘリが飛んで来る動画を撮ってみようと、のんびりコーヒーを飲みながら待つことにしました。
その時近くにテントを張ったじいちゃんと仲良くなり、二人で世間話をしながら待ちました。
そのじいちゃんは、年金暮らしで70歳ということでしたが、ご覧のように山登りといういで立ちではなく、ちょっと危ない感じでしたが、まあ、お互い年金暮らしの年寄りということで、暇潰しに2時間ほども話しました。
なかなかヘリが来ないのでまた聞いてみると、他の小屋の後に来るということで、結局のところいつになるかわからないと言うのでした・・
なんだ、それなら7時撤収だなんて言わないでくれよーと、憤慨する僕でした。
そうそう、今回の登山客の中にはヨボヨボのじいちゃんもいましたが、聞いたら88歳と言うので、僕もその歳まで登りたいと。
帰りもロープウェイで観光客と

でもまあ、やはりデカいザックだと声を掛けられるのも多いので、その度に名刺を渡してPRしました(笑)
名刺がきれると、次はスマホで動画のサイトを示して、「これを写真に撮ってもらえば後で探せますよ」と抜け目なくPRを。
というわけで、ジャマなただの観光客にも宣伝してきた、今回の西穂山荘泊まりでした。

でもいつになるやら(ロープウェイ代も高いし)
◎唐松岳でビバークテント泊をしたのはこちら