山登り

【西穂山荘】でテント泊のサンセットは2度あったのか?

 

ユウ
今回は、初めての西穂山荘でテント泊をしてきましたが、いつものようにロープウェイで、北アルプスの素晴らしい景色を眺めながらで、その上、サンセットが2度?あるという幸運にめぐまれた、いい山旅になりました。

 

 

〇ダイジェスト動画(30秒)

 

西穂山荘にした理由

1 ロープウェイで楽に行けるから

2 まだ行ったことがなかった

3 紅葉になってると思った

 

絶景ロープウェイに乗って

 

こちらのロープウェイは2度目でしたが、それも10年ばかり前のことで、どこまで覚えているのかと思いましたが、絶景は相変わらずのでグーでした。
ユウ

 

ただ、往復で3,200円は他のロープウェイより高めで、これだと、よほど天気がよくないと勿体ない気がします。

 

そして、もう紅葉の季節ですので、平日でもロープウェイに乗るだけの観光客がいっぱいで、なかなか撮るのにいいアングルが狙えませんです・・

 

それでも、僕の場合背が高いので、観光客の頭の上から何とか撮ることができました(笑)

 

 

ロープウェイ駅から山荘へ

 

ユウ
ロープウェイ駅の展望台から見てみると、観光客がいっぱいなのはいいとして、ガスに囲まれた彼方の稜線には、山荘がその姿を現しており、なんだ、あそこに見えるじゃないかと、ホッとしました。

 

そして中央には、あの笠ヶ岳が、ひときわ大きくその威容を誇っており、あの山の時は大変だったので、二度と登りたくないなと思う僕でした。

 

ロープウェイ駅から出て、いよいよ登山道に出たのですが、けっこう平坦な道が続くので、山荘のあの高さまで行くのに、このまま平坦なわけはないので、後になって急登になるなと思ったらやはりその通りで、小屋近くではフーフーで、下山客にあとどれ位ですかと何度も聞きながら登る始末でした・・

 

当然に、あの100ℓのザックを見せびらかしながら登ることになりこれはと思う人には話しかけて、動画を見せたり名刺を渡したりするのでした。(笑)

 

でも、あとになってみると、皆さん話を合わせるのはうまいのですが、実際どれだけフォロワーが増えたかというと、何十枚も名刺を渡してるのに、増えたのはせいぜい1~2名なのでした・・、フ~

 

 

テント設営

 

テン場についてみると、わりと狭いところで、そしてすでに半分ほどが埋まっていたのですが、運よく眺めのいい場所にゆとりで張ることができました。
ユウ

 

テントは当然「ドマドーム」で、あとはヘリノックスのテーブルとイスになるのですが、隣りには話の合いそうなオジサンが張っており、その人のテントは、ドマドームの後継種とも言える「オニドーム」でしたので、それの使い心地などを聞いたりしました。

 

ついでに僕は、イスとテーブルの自慢もするといういやらしさを発揮しました(笑)

 

 

サンセットが2度きた

 

設営が終わり、来る途中に仲良くなったお兄ちゃんと話していたところ、小屋の裏手で声が上がり何かと行ってみると、今日のクライマックスであるサンセットが始まっていたのでした。
ユウ

 

見てみると、雲海の向こうの山の頂に、大きく赤い日が沈み始め、荘厳な雰囲気を醸し出しており、泊り客も大勢出てみんなでこのショーを楽しみました。

 

そして、日が完全に沈んでしまい、ショーも終わったのでテントのところに戻っていたところ、ふと空を見ると、なんと、沈んでしまったところの空がまた赤くなり始めたのです!

 

というわけで、僕はまた急いで三脚を下げてベストポイントに向かい、2度目のサンセットを楽しむことになりましたが、こんなこともあるのかと驚きでした!

 

 

お楽しみの晩ごはんに来客が

 

ユウ
さてサンセットも終わり、お楽しみの晩ごはんですが、今回は寒くなってきたということももあり、おでんをやってみましたが、これも、具材を入れて煮るだけという簡単なものなり(笑)

 

相変わらず僕の場合は、これ見よがしにテント前でランタンを点けて、テーブルとイスを使って優雅に調理?をするというパターンです。

 

ところが、優雅にやっている最中に来客があり、それは登ってくる時に知り合った若者で、パンやハムなどの差し入れまで持参して来訪してくれたのでした。

 

ソロでテントを張っているところに来てくれるのは珍しく、また嬉しいものでした。

 

お互い山の話をしながら、そのあと1時間ほども話すことになり、若者の話によると、住宅メーカーの設計の仕事をしているということで、夢は山小屋を作って運営することだということで、若者は夢があっていいなと思う僕でした。

 

そして、ふと小屋を見上げてみると、窓にはこうこうと灯りがともっており、中は暖房が効いていてヌクヌクなんだろうなと、一瞬羨ましい気もしましたが、ランタンに照らされた雰囲気のあるマイサイトを見ると、やはりこちらがいいなと思いました。

 

他のサイトを見ると、やはり皆さんテントに籠りっきりで、早々と就寝している人もいました。

 

 

サンライズはあったのか?

 

サンセットが素晴らしかったので、翌朝のサンライズも期待していたのですが、そうは問屋が卸さないということで、ご来光は無しに・・
ユウ

 

元々体力に自信がないため、山荘テン場泊りで終わりの予定でしたが、聞いてみると20分ほど登ったところに丸山というのがあり、そこからの眺めもいいというので、そのくらいなら行けるととりあえず登ってみました。

 

丸山に着いてみるとほぼ360度の眺めで、そこにけっこうな雲海ができており、薄曇りでなく晴れていたなら、どんなにいい眺めだったろうと思いました。

 

そして脇の高い山を見ると、そこが西穂独標と呼ばれるところで、丸山から1時間ほどかかり、その向こうにはさらに1時間半ほどの西穂高岳があり、今度来る時にはそこまで行くぞと心に誓うのでした。

 

 

小屋でのコーヒータイム

 

ユウ
丸山では薄曇りのため、晴れるまで数時間粘ることもありでしたが、実は受付をした時、明日朝に物資補給用のヘリが来るため、テン場を7時には撤収してくれと言われていたので、それに間に合うよう何とかテン場に戻り撤収しました。

 

あとは下山するだけなので、ついでにヘリが飛んで来る動画を撮ってみようと、のんびりコーヒーを飲みながら待つことにしました。

 

その時近くにテントを張ったじいちゃんと仲良くなり、二人で世間話をしながら待ちました。

 

そのじいちゃんは、年金暮らしで70歳ということでしたが、ご覧のように山登りといういで立ちではなく、ちょっと危ない感じでしたが、まあ、お互い年金暮らしの年寄りということで、暇潰しに2時間ほども話しました。

 

なかなかヘリが来ないのでまた聞いてみると、他の小屋の後に来るということで、結局のところいつになるかわからないと言うのでした・・

 

なんだ、それなら7時撤収だなんて言わないでくれよーと、憤慨する僕でした。

 

そうそう、今回の登山客の中にはヨボヨボのじいちゃんもいましたが、聞いたら88歳と言うので、僕もその歳まで登りたいと。

 

 

帰りもロープウェイで観光客と

 

帰りのロープウェイも、景観は文句無しですが、やっぱり観光客がいっぱいで、帰りにもかかわらず、相変わらずデカい僕のザックがジャマで大変でした・・
ユウ

 

でもまあ、やはりデカいザックだと声を掛けられるのも多いので、その度に名刺を渡してPRしました(笑)

 

名刺がきれると、次はスマホで動画のサイトを示して、「これを写真に撮ってもらえば後で探せますよ」と抜け目なくPRを。

 

というわけで、ジャマなただの観光客にも宣伝してきた、今回の西穂山荘泊まりでした。

 

 

 

ユウ
初めての西穂山荘でしたが、もう勝手がわかったので、次回は西穂高岳まで行きますよ。

でもいつになるやら(ロープウェイ代も高いし)

 

◎唐松岳でビバークテント泊をしたのはこちら

 

 

     

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    年金生活のおじさんですが、アウトドア好きで、キャンプや山登りにはまっています。最近は、YouTubeやブログにもチャレンジしています。歳のせいで覚えが悪いですが、時間はありますので続けていきます。

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