
山登りとキャンプ場はどうだったのでしょうか?
◎ダイジェスト動画(30秒)
妙高高原にした理由
1 サブスク宿の飯綱に近かった
2 妙高山はまだ登ってなかったから
3 キャンプ場泊りがしたかった
妙高の登山口へ

登山口についても、平日だったので車は10台以下と少なく、その中には車中泊仕様のハイエースがあり、登山客が乗っているようでした。
ハイエースの人は下山してきたようなので、これ幸いと山の情報を教えてもらうことにしましたが、聞くと残雪のため道に迷ってしまい、地図アプリがあってもわからなかったということでした。
その上アイゼンもあったほうがいいとも言っていたので、持ってきていない私としては迷うところでしたが、とりあえず行けるところまで行くつもりで出発しました。
ところが、1時間ほど登ったところでもう疲れが出てきてしまい、これはすぐに撤退したほうがいいと判断して、登山口のキャンプ場泊りに舵を切りました。
キャンプ場はオープン前だった

すると、このキャンプ場は休暇村のキャンプ場なのですが、休暇村の建物が雪で崩壊してしまい、そのため別の場所に新しく建てたので、キャンプ場だけがあるということでした。
そして補充していたのは、清涼飲料水会社の人ではなく休暇村の従業員の方で、オープン前の準備をしていて、おかげで情報を色々聞くことができた上に、オープン前にも関わらず使用してもいいという許可までもらうことができたのでした。
またオープン前ということは、私がこの広く素晴らしい景色のキャンプ場を貸し切りで使えるとう、滅多に出来ない体験をすることにもなりました。
無人のキャンプ場を見物

手前がフリーサイトで奥がオートサイトなので、奥のオートサイトから見てみましたが、斜面を段々にしており、山の自然と一体となり気持ちよく楽しめそうなところでした。
フリーサイトも広々しており、妙高山と黒姫山などに囲まれた大自然を存分に楽しむことができ、こんな素晴らしいキャンプ場があるということを今回初めて知りました。
管理棟の向こうには妙高山が、まるで牛が寝そべるようにそのなだらかな姿を横たえており、このキャンプ場の素晴らしさを物語っていました。
わがままサイト設営

管理棟に1番近いこの場所には3つのテント台のようなものがあったので、従業員の人に聞いたところ、このいい場所にはグランピングを展開する予定だということで、これから詰めていくということでした。
確かにグランピングは素晴らしいのですが、その分値段も1泊数万円とグラマラス(豪華)になり、グループやファミリーならまだしも、僕のようなソロはとても手が出ないのでした・・
フリーサイト散策

あとは、サイト一面に黄色の可憐な花が群生しサイトを鮮やかに彩っており、この花まで刈ってしまうのでしょうから、今が一番きれいに見えるのではないかとも思いました。
大自然でPC作業

タープがあるおかげで快適な日影ができていますので、気持ちよく作業ができますし、もう一つここでする理由は、パソコンの画面だけを見ていると眼が疲れてしまうのですが、疲れたら遠くの山を見ることでリフレッシュでき、眼にもいい環境だと思ったからです。
まあ、すぐには実感できませんでしたが、眼にいいことは間違いないでしょう。
ランチはまたあれ

これはこれでいいのですが、次は何か別のを考えなければいけないですね。
イカを食べて飲んだ後のお昼寝タイムは、タープの下にコット(野外ベッド)を置きその上で寝ますが、タープの日影の下で大自然の風に吹かれて寝そべるのは最高に気持ちよく、至福の時と言えます。
次は夜ですが、オープン前にもかかわらず数ヶ所電灯が点いてしまいましたが(キャンプ場に電灯はいらない!)、それなりの暗闇の中でランタンの明かりが優しくサイトを照らし出し、キャンプの夜を彩ってくれました。
実はそれだけだと良かったのですが、夏場のキャンプに付き物の、明かりに集まる虫にはさすがに閉口しました・・
なにしろ明かりは僕のところだけなので、集まるわ集まるわ!
蚊やブユはもちろん、時には巨大な蛾が飛び込んできては度肝を抜かれてしまいました!
とりあえず蚊取り線香や殺虫スプレーでなんとか乗り切りましたが、蚊取り線香については野外作業用の強力なのじゃないとブユに刺されるようです。
実は強力タイプも持ってはいたのですが、普通の線香で大丈夫かとそれを使わなかったところ、その時ではなく翌日や翌々日にブユに刺されたところが腫れあがって大変でした・・
笹ヶ峰牧場

道路から見ただけで素晴らしそうでしたが、よく見ると周りはきれいな残雪の残った妙高の峰々に囲まれおり、きれいな芝生が牧場全体に広がっていて、そこに快適な木陰を作ることのできる大木があちらこちらにあり、これまで見たこともないような素敵な牧場風景に目を見張ることになりました。
このような素晴らしい環境で育てられている牛は、なんて幸せなんだろうと思わずにはいられませんでした。
そして、その素晴らしい風景の中をランニングする姿があちらこちらに見受けられて、聞いたところ、山中を走るトレラン大会が開催されていて、その距離も48キロとマラソンよりも長い距離を走るというのです!
平地を約42キロ走るマラソンでさえ気が遠くなりそうなのに、それ以上の距離をアップダウンの激しい山中で走るというのですから驚きで、僕だったら死んでしまう(笑)
ランナーを見送った後また改めて牧場を見渡してみると、広い芝生のあちこちの大木の木陰には、老夫婦やご婦人がこの景色を楽しみながらのんびりしているのが見えました。
確かにこんな贅沢は他にはないでしょう。
牧場を後にしてからも、通りすがりの道路からは妙高と牧場の遠景が都度楽しむことができ、これからは通うことになるだろうと確信するのでした。
しかし濡れる一歩手前でしたので、対策が必要ということで考えていきますよ。
