
◎ダイジェスト動画(30秒)
花巻にした理由
1 お気に入りのフォルクローロがあったから
2 三ツ石小屋に行きたかった
3 じっくり花巻観光がしたかった
松川温泉から三ツ石小屋に向かう

実はこちらの登山口は、前回来た時も今回と同じような雪の量で、1時間ほど登って撤退したといういわくつきのところでしたが、それでもとりあえず登ってみることにしました。
ところが、泊りのザック重さのため、溶け始めた雪に登山靴が深く沈み込んでしまい、まるで田んぼの泥の中を歩いているようでなかなか進むことができず、そして、いたるところで踏み抜きしてしまいそうでした(踏み抜きすると骨折や捻挫もあり)
そんなわけで、残念ながら今回も撤退となってしまいましたが、あとは、脇を流れる川を見て残念な気持ちを癒すのでした。
岩手富士を眺める

着いてみると、岩手富士の圧倒的雄姿は変わらないのですが、広い公園には1組の夫婦と、なぜか簡易テントがポツンと1個だけ張られていました。
まあ、ごやごやと人がいるよりこのほうがいいですが。
あとは、皇太子殿下が詠んだという碑もありましたね。
賢治の広場と花巻まつり

商店街の一角にあり、市民の広場のようなところで、宮沢賢治とそのゆかりの地についての各種展示と軽食が出るようでした。
中には花巻まつりに関するものの展示などもあり、華やかな雰囲気でした。

花巻まつりの衣装や写真、山車の模型などの展示を見ると、地元をあげての壮大な祭りだというのがわかり、私も一度見てみたいと思いました。
宮沢賢治の世界

あとで知ったのですが、ここではマントと帽子で、賢治と同じ格好をすることができるそうなので、これから訪れる方で興味のある方は、記憶しておいてくださいね。
マルカンビル&花巻おもちゃ美術館

その電話では、マルカンビルの最上階に大食堂があり、しかもレトロ調だと言っていたので、これは見てみなければならないと広場の次に期待して行ってみました。
行ってみると、さすが地元で人気の店らしく、最上階の広いワンフロアにお客さんが続々入っていましたが、レトロ調はどうかというと、昭和の雰囲気のテーブルやイスがあるだけのようで、他にはレトロはないみたいなのでちょっとガッカリでしたが、人によっては楽しめるのかも知れません。

次に見たのは、このビルの2F入っている「花巻おもちゃ美術館」で、童心に帰っておもちゃと戯れるのもいいかなと思ったのですが、てっきり無料で見れると思っていたところ、受付で入場料は800円ですと言われてしまい、驚愕してしまいました!
でもまあ、写真等はOKだというので、800円分しっかりと見ればいいやと覚悟を決めて入るのでした。
中はそれなりに広く、そして、ほとんどが子供連れでしたね ← 当然ですが。
日本一の毘沙門天へ

平安中期、朝廷から派遣されてこの地を平定した坂上田村麻呂により完成されたものと伝えられ、1200年の時を経ているという素晴らしい立像です。
しかし、撮影がダメだということと、500円の拝観料がいるということで断念しました・・
山の中腹のお寺の中にありましたが、途中の車の中からそこを見ると、巨大な赤いクレーンが突き出ており、工事中なんだということがわかりました。

ただ、見てないのでなんとも言えないのですが、子供を泣かすのは幼児虐待にならないのか・・

貸し切り風呂

そして、日帰り湯の受付を通らずに直接入ることができるので、朝風呂の6時半と開店の10時前の誰もいないところに一番で入るという、貸し切り状態の最高の湯を楽しめるのでした。
浴槽は2つで、小さいほうは高濃度で東北でも唯一の「かけ流し」炭酸泉ということですが、温いのであまり入りませんでした。
大きいほうも源泉100%かけ流しで、温度も42度ほどとちょうどよく、それを貸し切りとはなんとも贅沢なものです。
開放感あふれる露天風呂ももちろん源泉かけ流しで、心地よい風と自然を満喫しながら浸かる温泉は格別ですといいたいところですが、残念ながら11月~4月の冬季は閉鎖していたので、入れずでした。
サウナから出て身体を冷ますぶんにはいいです。
ということで、今回このホテルには2週間の滞在でしたが、私としてはずっとこちらに住んでもいいと思えるほどのところなのです。
