
こちらの山小屋は、登山口から2時間ほどで登れ、また、途中まで舗道歩きと楽で、小屋には眺め抜群のテラスがあるという、理想的な山小屋です。
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網張温泉で硫黄泉を楽しむ
Gウィーク真っ最中ということもあり、宿は取れないと思い、山登り用のテントで、キャンプ場で泊まるつもりで、キャンプ用品を持って出かけました。
しかし、行った時は強風が吹き荒れ、とてもテントで泊まれる感じではなく、しょうがないので宿に泊まることにしました。
その前に、お気に入りの硫黄泉の網張温泉に入りに行きました。
こちらは、休憩室も持ち込み自由でいいところだったのですが、コロナの影響で休憩室が使えず残念でした。
でも、温泉自体は混んでなくゆっくり入れてよかったです。
そして、露天からはキャンプ場が見えるのですが、強風のせいかキャンパーは数組でした。
そして、貸し切りのように温泉を楽しみました。
周辺のキャンプ場を巡る
外に出てキャンプ場を見てみると、やはり、どこも数組だけと寂しい感じでしたが、この近くの無料のキャンプ場はけっこうキャンパーがいました。
網張のペンションに泊まる
さて、今夜の宿を探しましたが、コロナのせいでどこの宿も空いていたのですが、いつも安いホテルしか泊まっていなかったので、1万5千円もするところはやはり高く感じられ、なんとか安いところはないかと探したら、ペンション村が近くにあり、朝食付きで1泊7千円というのがあったので試しに泊まってみることにしました。
網張温泉にペンション村があるとは知らなかったですが、というか、今時ペンションなんて聞かないので、どんなところなのかという不安もありました。
ペンションの外観はそれなりでしたが、しかし、そのペンション村を見てみると、ほとんどのペンションが閉鎖していて、お化け屋敷のようなのもあり、まるでペンションの墓場のようでした・・
階段を上がった、2階の入口脇のテラスには、大型犬が飼われていて、しかもノーリードのため近寄ってきたので、ちょっとビックリでした。
犬が苦手なお客もいるだろうに、感心しませんでしたが、聞いてみると、この犬は、ノーリードでも階段を降りたりしないということでした。
テラスからの眺めはバッチリでした。
部屋はそれなりで、いかにもペンション風でしたが、後でわかったことですが、このGウィーク真っ最中で、私も入れてお客が2組だけという少なさでしたが、これでやっていけるのでしょうか?
そして、夕食無しで、朝食付きで7千円とは、あまり泊まる気になれない内容かも知れません。
でも、オーナーに聞くと、東京からきてもう40年以上もやってるとかで、そして最近離婚したとか言ってました。
網張から松川温泉まで、岩手山を望む
翌朝は風も弱まっていて、登山日和となったので、網張温泉から登山口に向かいましたが、ナント、登山口まで続くゲートが閉鎖されており、また、誰もこのゲートから向こうには行ってないようでした。
見ると台風などの影響で、登山道が荒れており、通行できないとありました。
私の場合、このルートしか登ったことがないので、どうしようかと思ったのですが、地図を見ると、ここから1時間ほどのところにある、松川温泉の登山口からだと2時間半ほどで登れるとあったので、そちらに回ってみることにしました。
松川温泉に向かう途中には、岩手山をグルっと回ることになったのですが、頂に雪を纏った岩手山はすごい迫力で、改めてその素晴らしさに感動しました。
松川温泉登山口から登る
ここが松川温泉の登山口ですが、車は数台で、やはり登山客は少なそうでしたが、きれいな川が流れていて、いかにも温泉場の雰囲気がありでした。
さて、登山口から登り始めましたが、けっこうな急登で、その上ザラメ雪が足場を悪くして、四苦八苦でふうふう言いながら登りました。
1時間ほども登ったのですが、地図でみてみると、それでもまだ四分の一も登っておらず、これでは小屋までは5時間くらいかかることになり、とても無理だと思い、撤退することを決意しました。
特にこの時は、北アルプスの槍ヶ岳でも遭難事件が起きて、3人も亡くなっており、私もそんなことになっては、大変だという思いが頭をよぎりました。
周りには、頂に雪を纏った山々がきれいに見渡せ、下には有名な松川温泉が見えるという素晴らしい景観でしたが、遭難しては元も子もないので、下山したのですが、ここでまた一難ありました。
それは、雪の穴にすっぽりとハマってしまったのです!
雪の上は何ともなってなかったのですが、踏んでみると、体が入るほどの深さで穴になっており、運が悪ければ捻挫や骨折で動けなくところでした。
これだから山は怖いのです!
さて、下山後は早く休みたくて、いつもの北上のホテルに直行して、2泊して身体を癒しましたが、やはり、ホテル泊りが一番いいですね。

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