
ダイジェスト動画(30秒)
お勧めポイント
- 近い登山口からだと2時間半で登れる
- 頂上に避難小屋がある
- わりと雲海が出やすい
- 登山口近くのうすゆき山荘で涼しく過ごせる
登山口近くのうすゆき山荘へ
早池峰山ですが、通常は河原坊という登山口から登り、小田越という登山口に下るのが一般的なのですが、私はこのコースは登ったことがあるので、今回は一番楽な小田越から頂上のピストンを選びました。
小田越に行く途中にはうすゆき山荘という避難小屋もあり、こちらはまだ見たことがなく様子見に寄ってみました。
寄ってみると案の定誰もおらず、中もいかにも避難小屋風で殺風景でした。
ログハウス風でトイレは外にありかなり古かったですが、小屋前には冷たい水がバンバン湧いていておいしそうでした。
よく見ると、小屋のテラスからは早池峰山がきれいに見渡せ、中は広々しているので、暑い中登らなくてもここで過ごすだけで避暑気分を味わえることがわかり、刈田岳ともども夏の避暑地にすることにしました。
また石油ストーブもあるので、少し寒くとも暖かく過ごすことができますね。
しかし実のところ、あとでここに泊まることになるとは思わなかった・・
小田越登山口から登る
さて小田越登山口から意気揚々と登り始めましたが、やはりこちらは下ってくる人ばかりで、聞いてみるとやはり小屋泊りはいないということで、また一人で静かに過ごせるということが分かりました。
始めは展望のない樹林帯を30分ほど登り、それからゴツゴツの岩場になると展望が開けて気持ちよく登れるようになりました。
あと早池峰山は花の百名山とも呼ばれており、多彩な花々が目を楽しませてくれましたが、その中でもハヤチネウスユキソウというのはこの山域しか咲いておらず、それがまた見れたのはよかったです。
悪天候と体調不良のため撤退
五合目あたりに来たところかなりガスってきて、その上体調もすぐれなくなってしまい(出がけの夫婦ケンカがよくなかったか・・)、仕方がないので撤退して、登山口にある小田越小屋か、うすゆき山荘に泊まることにしましたが、この時転倒してしまい、けっこうな擦り傷ができてしまいました。
やはり夫婦ケンカのせいか・・
うすゆき山荘で焼きそばを作る
というわけで、痛い身体を引きずってうすゆき山荘まで戻り、テラスで焼きそばを作って食べましたが、蒸し暑い下界を忘れることができるカラッと涼しい夜でしたので、美味しく食べて飲むことができました。
うすゆき山荘での朝
傷のせいで少し寝苦しかったのですが、翌朝起きて早池峰山を見てみると、山は雲に覆われており、これでは雲海もご来光もダメだったろうから無理して登らずによかったようです。
改めて小屋を見てみると見事なログハウスであり、ここを貸し切りで使えたわけですので、まるで貸別荘に泊まったような気分です。
これから毎年夏に来ることが楽しみになりました!
笠詰キャンプ場を視察
あとは、盛岡にあるスーパー銭湯に入ろうと車で降りて行ったのですが、すると山の中の道路脇に、キャンプ場の看板があるのを見つけたので寄ってみました。
そこは笠詰キャンプ場というところで、実は以前岩手のキャンプ場ガイドに載っていたところで、どんなところか見てみたいと思っていたのが、偶然にも遭遇することができたのでした。
見たいのに遭遇できたのはいいのですが、残念ながらまた来たいとは思えない内容でした・・
雨で全体的にぬかってるのはしょうがないのですが、とにかく駐車スペースがなくどこに停めるんだという感じで、よくて数台でしょうか。
そしてトイレは、申し訳程度の簡易トイレが2台だけ置いてあるだけで、とても普通に使えるとは思えませんでした。
というわけで、こちらはあと来ることはなさそうです。
八幡平視察
それから盛岡のスーパー銭湯でゆったり過ごしましたが、いつものところとは違うので新鮮で良かったです。
やっぱり、色んなところに行ってみるのはいいですね。
夕方近くになり、早々にホテルに行くかそれとも八幡平の山小屋に行くかと、今夜の宿はどうしようかと迷ったのですが、翌日の予報がいいことや、せっかくここまで来たので様子を見に行ってみるかと八幡平に行くことを決めました。
山岳ロードの八幡平アスピーテラインを登って行きましたが、晴れたりガスったりの繰り返しでしたが、晴れ間には山々の素晴らしい景観が楽しめました。
そして頂上近くの登山口に着きましたが、強風のガスの中で、そこから痛い身体を引きずって30分ほども歩かねば小屋にたどり着けないということで、小屋泊りは断念して、スキー時にいつも泊まっている北上のホテルに向かいました。
