
◎ダイジェスト動画(30秒)
八幡平にした理由
1 八幡平で小屋泊りをしたことがなかったから
2 楽に小屋に行けるから(駐車場から30分)
3 釜石から行ける距離だった
岩手富士を追いかけて

麓のほうからも岩手富士がきれいに見渡せ、上って行くに従ってその景色も変わっていき、標高が違うごとの岩手富士の雄姿も存分に楽しむことができました。
アスピーテラインの雪の壁

雪の壁アート

Q太郎を知っているのは60歳台以上に違いなく、その年代の人がここに描くとは実にユニークな人がいたもんです。
小屋に向かう

20分位登ったところで小屋が現れたので、もう着いたのかと驚きましたが、よく見るとそれはトイレであり、そんなに早く着くことはないのだとまた小屋を目指して進みます。
八幡平に来たのは8年ほど前のことであり、もう記憶には全くなかっため見る景色はすべて新鮮であり、そして今は雪野原が広がるだけですが、どこまでも広がる緑と湿原の景色を見るために、やはり草木の生い茂る季節にも来ようと思いました。
また、こちらには八幡沼やガマ沼などがあるのですが、どれも皆雪の下に埋もれていてうかがい知ることはできませんでしたが、その中には「ドラゴンアイ」なる神秘的な現象が現れるのもあり、これはぜひに見に来たいものです。
◎ドラゴンアイ(借り物です)
小屋には大量の薪とストーブが

えっ、連日で泊まりにきているのに、なんでまた下りているのかと不思議に思ったのですが、それにはビックリなわけがありました。
それはあとで分かったことですが、小屋には十分な薪が備蓄されており、実はその薪は、そのオジサンがボランティアで持ってきていて、そしてこの日も薪上げのために駐車場から3回ほども往復しているというのです。
確かに五葉山でも地元の方が薪上げをしていましたが、五葉山の場合は自分たちで使うためであるのに、このオジサンは、小屋泊りに来る人のためにやっているとは驚くばかりです!
暖まって駆けつけ一杯

そして食後もイスにどっかりと落ち着き、ストーブの炎を見つめながらいつまでもこの時間を楽しみました。
あとはテラスに出て、雪に埋もれた八幡沼を見ながらもいいものでした。
そして夜にはいつものキャンプ用ランタンが部屋を明るく照らしだし、私はといえば、薪上げオジサンと楽しい山談義をして山小屋の夜を楽しみました。
ご来光と源太森へ

他のオジサンたちは、おのおの気に入った場所を探して撮りに行ってました。
私はといえば、ご来光を撮り終えた後下山までに時間がありましたので、小屋から40分ほどのところにある、源太森という展望所に行ってみることにしました。
アスピーテラインは夕方5時から翌朝8時まで閉鎖されているため、こんな朝早くから来ている人はなく、その広大な雪原を誰の人影も見ることなく、独り占めして歩くのは実に気持ちのいいものです。
源太森の展望

あとはここから1時間ほどのところには茶臼山荘というのがありますので、そちらの小屋もまだ新しく、そこの茶臼岳からの岩手富士の眺めも素晴らしいので、次回はそちらで小屋泊りをするつもりです。
藤七温泉へ

行ってみると、駐車場の入り口にロープが張られていて入れず、ネットでみても8時からやってるはずなのにどうしたのかと思い、建物に入って誰かいないかと探したら、主人のような人が出てきて、まだ冬季休業中だと言うのです。
ネットで確認して来ているのにどうなっているのかと思うのですが、やはり田舎にあるいい加減さということなのでしょうか。
でも主人に聞いたところ、写真に撮るだけなら見てもいいということなので、見てみることにしましたが、けっこう建物はガタきていてよく建っているものだという感じでした。
内湯もかなり古めかしく、露天にいたっては地面に穴を掘っただけのような野趣満天なもので、これは一度は入りにくる価値はありそうでした。
ただ今回は見るだけで入れないので、入った感じがわからないのが残念でした。
しかし、この雪山を眺めながら入れるの面白い経験になるでしょうし、いい話のタネになると思いました。

◎青森大湊の宿に泊まり、下北半島を巡ったのはこちらです。