
あまり知られてなくて、探すのに手間取りましたが、楽に行ける小さい小屋はどうだったのでしょうか?
◎ダイジェスト動画(30秒)
大沢小屋にした理由
1 アクセスの良さ
2 しゃくなげ荘で会った人に勧められた
3 下山後に五葉温泉に入れる
ソーラーパネルを見ながら登る

登山口に着いてみると、確かにソーラーパネルが山肌を覆っているところに、大きな五葉山案内板がありましたが、なんと、駐車スペースが1台分だけなのでした・・
こんな登山口で大丈夫なのかと思っていたところ、小屋で会った地元の人に聞いたら、少し上にもう4~5台分があるとのことでホッとしました。
さて身支度をしようとしたら、地面にはシカのフンがいっぱいあり、しかもそのフンは、登山道に足の踏み場もないほどにばら撒かれており、もちろん、フンを踏みたくはないので避けて歩くことになるのですが、それができないほどの量があるので、ホントにシカが多いんだなと納得するのでした・・
ところが、シカのフンだけでも難儀なのに、登山道なのにあいつのフンが堂々と置かれており、五葉山にもやっぱりあれがいるんだなとビビりが入りました。
そんなこんなでドンドン行くと、今度は前の林の中から「ピヤッ!」という音がして、何か動物が逃げていくのが分かりました。
クマのフンを見た後でしたので、一瞬緊張してしまいましたが、クマが「ピヤッ!」と鳴くわけがないので、ただのシカだと思い直し胸を撫でおろしました。
でも、釜石あたりだとシカは町中にいて、まるで人間と共存しているようなのですが、ここのシカは人間を見ると逃げてしまうというのは不思議な感じです。
つまり、シカにも人間に慣れているのとそうでないのがいるということですね。
紅葉についてはご覧の通りで、ベストの時期は過ぎたのですが、まだ見応えのあるのが残っており楽しむことができ、他の季節に来ても楽しめることがわかって良かったです。
沢が現れた

また沢だけでなく周りを見回すと、葉を落としてはいても、秋の風情がいっぱいの林はとても癒される光景でした。
そして、この沢に沿って行けば、目指す小屋に着けるはずだと気分も高揚してくるのでした。
大沢のプレハブ小屋

中を見ると土間の真ん中に小さいストーブがあり、壁際には新聞紙や小枝、そして薪が積まれてあり、薪ストーブは問題なくできるということであとが楽しみに。
それから他にあったのは、畑で使う鍬のようなのがあり、こんな山小屋で使うことがあるのかと不思議にも思い、またそれが、何十年も使っていないようなサビ具合でした・・
小屋の半分を占める板の間については、なかなかの汚れ具合で、そこにマットをそのまま敷くのはいやだなあ、どうしようかと思って見渡してみると、天井の鉄枠にゴザが置かれており、それを敷くことで問題は解決しました。
ストーブの火入れが・・

最初に入れる紙ですが、眼に着いたのは封筒の束で、よく見ると銀行のATMのところに置いてある袋で、なんでこんなものがここに大量にあるかと不思議でしたね。
次に入れる小枝も変わっていて、用意してあったのはなんと未使用の割り箸の束で、どうしてあるのでしょうかね?
そして今回も「秘密兵器」を用意しており、それは、以前は竹製のだった火吹き棒で、たまたまアマゾンで見つけたのですが、今度のは金属製で伸縮してコンパクトになるのでした。
今回初めての使用で、どんなものかと期待して吹いてみたところ、あっという間に燃え上がってビックリしました!
これまでは薪に顔を近づけて吹いていたのですが、それだとあまり効率よく風を送れず、また、火の粉が顔に飛んでくるというリスクもあったのです・・
ところがこれだとあまり顔を近づける必要もなく、また、好きなところに集中的に風を送ることができるため、非常に効率よく燃え上がらせることができるのです!
いやこれにはビックリで、こんないいものがあると初めて分かり、あとは調子に乗ってずっと吹きまくりでした・・
そんなわけで「新兵器」のおかげでバッチリ火は点いたのですが、ところが上の蓋を開けているため、そこから煙が小屋中に充満してしまい、煙たくて小屋にいられなくなりました・・
慌てて蓋を閉めて、小屋の扉を開けて煙を外に出そうとしたのですが、なかなかすぐには無くならず、30分ほども外で待つことになりました・・
今夜は好きすき

山小屋の中でアツアツのすき焼きをいただくとは、山小屋ってホントにいいですね(笑)
朝も新兵器が活躍

そして、「新兵器」を使って薪ストーブで暖まりながら飲むコーヒーは、やっぱり「マンダム」なのでした ← 60台以上がわかる落ち
メモ
そのうちには、やはり素晴らしい自然の中で飲むべく、小屋前に出て飲み始めましたが、ここでも「マンダム」を連発するのでした。
小屋では登ってきた地元の方と話すことができ、この方から地元の情報を色々聞くことができて有難かったです。
畳石へは

小屋から数百メートルにはまた鳥居があり、さすがに五葉山だなと思わざるを得ず、そこをくぐって登り始めましたが、けっこうな急登になっており、その上地図アプリもなく天気も微妙でしたので、そこで登りは終了して下ることにしました。
そうそう、下る理由にはもう一つあって、それは登山口近くで見たあいつのフンよりもデカいのが落ちていたことで、こんなに大きなのでは、あいつはどれだけデカいのかとビビりが入ってしまったからなのでした、チャンチャン・・

その他にも、五葉山には「あけぼの荘」というのがあるとの情報もあるのですが、あまりマイナーなため見つけていないのですが、そちらも探検したいところです
◎八ヶ岳の行者小屋でテント泊したのはこちら