山登り

【久慈 遠島山荘】で薪ストーブは独り占めできたのか?

 

ユウ
今回は、あるブログで見つけた岩手沿岸部にある避難小屋、【遠島山荘】に泊まってきました。

そしてこちらは、ナント、車で行けるので、真冬でも楽に泊まれるという貴重な小屋ですが、どうだったのでしょうか?

 

 

◎ダイジェスト動画(30秒)

 

遠島山荘にした理由

1 やはり車で行けること

2 薪ストーブが使える

3 初めてなので様子見

 

小屋はご機嫌キャンプ地にあった

 

宿は花巻のホテルで、そこからだと3時間ほどでしたが、ほとんどが無料の高速である三陸道を走るので沿岸部や山中のいい景色を眺めながら、気持ちよく行くことができました。
ユウ

 

行く途中には空家の多い寂れたような、俗に言う限界集落をいくつか過ぎましたが、こういった空家を見るのが好きな僕にとっては、飽きない眺めが続くのでした。

 

小屋の一番近くの集落には野外活動センターがあり、そこからは林道を上って行くのですが、さすがに、こんな道で小屋まで行けるのかというそれなりの林道でした・・

 

大丈夫着けるのかとビクビクしながら上っていくと、開けた空き地に着き、奥のほうに小屋あったのでホッとしました。

 

けっこう広い空き地で、夏場に来てキャンプするのもグッドなところに思いましたが、泊まれるのはせいぜい1日が限度な感じで、なぜなら、電波が届いておらず、それがなければ100点満点の山小屋でしょう。

 

 

 

薪ストーブ2台他

 

ユウ
まず入口近くにはダルマ型があり、その傍には今時珍しい囲炉裏もあってビックリで、そして一段上がった奥には暖炉と言ってもいいくらいの立派なストーブが鎮座しており、広く雰囲気のいい山小屋作りで文句無しなのでした。

 

キッチンを見てみると、ナント、水道がきているようでしたが、冬場は閉栓してるようで、あとはカセットボンベがあり、これで煮炊きをしてるみたい。

 

見ると部屋の隅に収納ボックスがあり、中には調味料や食器まで揃っていてここまで用意がいい山小屋は初めてで、地元の人達がかなり利用していることの証と言えますね。

 

 

セットアップと火入れ

 

いつものテーブルやイスをストーブ前にセットし、あとはストーブに火入れですが、ところがうまく点かず、珍しく2回目でやっとできましたが、弘法も筆の誤りなのか・・
ユウ

 

そしてお次はランチですが、今回は焼うどんで、それを車で来れたおかげでポータブル電源が使え、IHヒーターで調理という現代的なやり方でできたのでした ← それほどのもんか

 

ランチ後はいつものように夕食に備え?、やっと熾したストーブで暖まり、その時がくるまでまったりするのでした。

 

そして見ると、ストーブ脇の壁にはクリスマスムードいっぱいのポスターや飾りが掛けてあり、地元の人達の思い入れが伝わるようでした。

 

 

夕食タイムがきた

 

ユウ
さてまったりした後は、地獄の?夕食タイムがきてしまい、IHヒーターの次の獲物はというと、いつもの鍋ではなくちょっと変わったものにしたいと、早速いつものように?フライパンに野菜を入れて煮始めました ← これではいつもと変わらない

 

さて、それからフライパンに入れたのは市販のルーであり、カリーかと思いきやビーフシチューのルーで、当然それにはビーフが入ってなければならないのですが、肉を食べたくない僕が肉の代わりに入れたのは、魚肉ソーセージというまがい物なのでした・・

 

しかし、まがい物はいいとして出来上がったのは、ゴチャゴチャと野菜が入った正体不明のもので、とてもビーフシチューには見えない代物でしたが、もうどうしようもないので、大びんの赤ワインで流し込んでやりました (笑)

 

ワインでなんとか流し込んだ後も、ナッツやスルメで酒宴が続き、大びんが減っていきましたが、翌朝のことを考えると怖くまりました、フー・・

 

 

朝は積雪

 

ユウ
小屋泊りで極寒ではないのですが、最近はシュラフカバーも使用しているので、夜はヌクヌク暖まって寝ることができました。

 

朝起きてみると、昨日のサラ雪の上にさらに5センチほどの雪が積もっており、やはり雪景色は風情があっていいですね。

 

そして朝からご自由に薪を燃やして暖まり、仕上げのコーヒータイムとしましたが、いつもと違い、ガス缶用のクッカーはIHに対応していないため、しょうがなくフライパンで湯を沸かして淹れることにしましたが、まあ、なんで沸かしても味は変わらず、優雅なコーヒータイムを満喫するのでした。

 

 

おんこの木

 

さて、遠島山荘で素晴らしい時を過ごし、満足して帰路につきましたが、三陸道までの一般道を走っていると、道路沿いになにやら多くの植木があるようなので、一度通り過ぎてから引き返し、何なのか確認してみることにしました。
ユウ

 

それはガーデニング店のような広い敷地に、植木を動物や灯篭などに形作ったもので、その量といい造形といい、ただの遊びとは思えないもので、こんな田舎にこれだけのものがあるとは驚きでした。

 

ネットで調べたところ、地元の方が趣味で30年前からやっていて、「ナニコレ珍百景」にも放映されたことがあるそうで、1体創るのに10~15年もかかるということでしたが、とても素人が趣味でやるようには見えず、本職の植木屋さんが創っていると言ってもいい出来で、正にアートなのでした。

 

気になって立ち寄ったおかげで面白いものが見れましたが、そのアートをご覧ください。

 

ちなみに、「おんこ」とは「いちい」の木のことで、その地方での呼び名ということでしたが、僕にはどちらも初耳なのでした・・

 

 

 

ユウ
今回は、車で行ける素晴らしい小屋を知ることができて大満足で、その上「おんこの木」も見つけることができましたが、やはり、色んな発見がある旅は素晴らしいですね。

 

◎刈田岳避難小屋の神々しいサンライズはこちら

 

     

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    年金生活のおじさんですが、アウトドア好きで、キャンプや山登りにはまっています。最近は、YouTubeやブログにもチャレンジしています。歳のせいで覚えが悪いですが、時間はありますので続けていきます。

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