
◎ダイジェスト動画(30秒)
森吉山にした理由
1 角館のサブスク宿に近かったから
2 まだ森吉山の頂上に立ったことがなかった
3 雪になる前に泊まりたかった
積雪のスキー場を登る

でも、前回登った時に会ったオジサンが、ロープウェイを使わずに登山道を登って行くのを、ロープウェイに乗りながら見ていたので、その通り行こうとしました。
オジサンが行った通りの砂利道を登ってみたのですが、スマホの地図アプリとは違う道のようで、これではダメだと地図アプリの道に戻ったりしたため、40分ほどもロスすることになりました・・
そこで思いついて、砂利道なら車が通れるので、また砂利道に戻り車で行けるところまで行ってみたところ、小さなキャンプ場が現れました。
こんなスキー場の中にキャンプ場があるとは驚きでしたが、これでまた森吉山のことが一つ分かりました。
キャンプ場から少し進むと、もう車では行くことができない斜面になり、そこからは上部にロープウェイ駅が見渡せたので、あとはここを登ればいいとして登り始めました。
斜面には薄っすらと積雪がありましたが、大したことはないと思ったのですが、久しぶりの雪と、またスキー場の上り斜面とということで、けっこうキツかったです・・
するとそこには車輪の跡があり、こんなところを登れるのはバギーかなと思ったところ、やはりロープウェイ駅にはそれが停まっており、こんな斜面をバギーで登る用もあるのかと納得するのでした。
駅を過ぎると積雪がさらに多く木道を覆っており、そこを踏み外すとけっこうなダメージになってしまい、また、ストックがスキー用のでないためあまり役に立ちそうになく、残念ながらあと1時間で小屋に着くというところで撤退することにしました・・
数日後に再チャレンジ

やっぱり、僕にはロープウェイを使うのが性に合っているようです(笑)
とにかく登山道は、ロープウェイ駅過ぎまでほとんど雪が溶けて歩きやすくなっており、そして、段々雪道になってくると動物の足跡が続いており、キツネなのかなとも思いましたが、それは登山道に沿ってずっと続いているのでした。
野生の動物が登山道をそのまま歩くはずもないので、これは登山客が飼い犬を連れて登ったんだなと思い、犬は雪山が大好きなので、なんと幸せな飼い犬なんだと思わずにはいられませんでした。
あとは、夏場にニッコーキスゲの群生あったところを過ぎ、展望所&休憩所を過ぎ、そして、湿原を過ぎて少し行ったところの阿仁避難小屋に着きましたが、さすがに半年ぶりだとこんなに遠かったかなと思うのでした。
またも貸し切り

あと有難かったのは、期待していなかった暖房器具である石油ストーブがあったことで、これはラッキーと小躍りしたのですが、ところがこのストーブ、火力調節のダイヤルが壊れているようで、ダイヤルを点火位置に回してもすぐに消化の位置に戻ってしまうのでした・・
このままでは使用不可なので、なんとか使えないものかと、ダイヤルを固定するものがないかと探したところ、おあつらえ向きにガムテープがあったので、それで何とか固定して使用に耐えたのでした。
小屋には窓も多く、そこからは手つかずの豊かな自然を思う存分に堪能することができ、薄っすらと雪化粧した森吉山が荘厳な輝きを放っていて、明日こそあの頂でサンライズを拝みたいと心に誓いましたがどうなるか?
ところで今回の秘密兵器は(←こればっかり)、イスとテーブルを迷彩の同柄で揃えたことで、なんか、新しい柄のを揃えるのが趣味になってきた感ありです(笑)
それから、小屋泊りのためテント泊ほど寒くはないはずなのに、シュラフカバーを持ってきたことで、これも暖かいのに慣れてしまうとやはり使いたくなりますね。
ランチ&夕食

それから一眠りして今度は夕食ですが、これもいつもの、煮物かおでんかよく分からないというもので、今夜はストーブがあるため取り敢えずその上で煮てみましたが、あまり火が通らないようなので、ガスバーナーで煮ることで何とか食べました。
それと灯りについては、今回初めて定評のあるスノーピークのガス管ランランを持ってきましたが、やはり明るく雰囲気もいいのですが、いまではLEDランタンもかなり明るくなっているので、これから見極めていきたいところです。
サンライズは

以前来た時はあまり風がなかったので気づかなかったのですが、これは窓の構造に欠陥があると思うので、小屋の連絡帳に書いておけばよかったなと後悔です が、それともガタがきてきてもうダメなのかも・・
そして騒音の中迎えた朝ですが、案の定曇っており、これでは今回も山頂サンライズはならずとして、シュラフの中でウダウダしていたのですが、ところがふと見ると山の陰からサンライズが始まっており、これはいかんと、すぐに三脚とカメラを持って小屋の前に出て撮ることにしました。
その様子はダイジェスト動画にもあった通りで、森吉山での初めてのサンライズになりよかったです。
サンライズも撮れたということで、あとはコーヒーを飲んで下りましたが、次回は樹氷を見ながらの雪山滑りになるかと思うと、不安のほうが先に立つのでした・・
そうそう、この小屋ではスマホが問題なく使えたので一人時間もあまり退屈しないで済みましたが、こんな小屋がどんどん増えてほしいですね。

◎西穂山荘でサンセットを2回見たのはこちら