
しかし、頂上に1時間というところで力尽き、そこでビバークしましたがその結果は?
◎ダイジェスト動画(30秒)
唐松岳にした理由
1 まだ登ったことがなかったから
2 有名な八方池を見たかった
3 4時間ほどで行けそうだった
ロープウェイと歩きで八方池まで

同宿の人に聞いたら、車で中腹辺りまで行けると聞いたので(黒菱)、その通り行くと道は細いながらも、標高が上がっていくとけっこういい眺めになり楽しめました。
登山口まではそこから2つのロープウェイを乗り継いでいくか、またはロープウェイに乗らずに歩いていくかなのですが、僕の場合初めてだったので安全に?ロープウェイで行くことにしました。
しかし、午前中は晴れて良かったのですが、八方池に着く頃にはご覧の通りほとんどガスってしまい、やはり、ちょっと晴れ予報ではダメなんだと再認識することになりました・・
初めての八方池でわかったことは、八方池までは木道を歩いて割と楽に行くことができるということで、観光客がいっぱいだったということ、あとは、若いお兄ちゃんがサンダルで来ていたということでしたが、いくら何でもサンダルはあかんやろと思わずにはいられませんでした(笑)
頂上手前でビバーク

でも、テント泊だとテント分の広さのあるところならどこでも泊まれるのでいいですね。
疲れた身体でふと見たら、なんと、ライチョウがこちらを見ているのと目が合ってしまいました。
ライチョウに逢うのはとても珍しく、僕にとってもこれまでの10数年の登山歴の中で、今回で2回目という珍しさなのでした。
見てると数匹がいて、動画に撮ろうと近づくとあっという間に藪の中に消えてしまいました。
するとまた別のところから一匹出てきたので、これまた動画に撮ろうと寄っていったのですが、また逃げ始め、飛ぶこともせずにチョロチョロと歩いてまた藪に姿を隠しました。
何とか動いているところを撮ったので、ブレてますが見てやってください(約20秒)
ライチョウも撮れたのでテントを設営しましたが、周りはすっかりガスが立ち込めてしまい、これでは明日の天気も期待できないなと。
ところで僕のテントですが「ドマドーム」というもので、ドマは土間の意味であり、ご覧のように入り口に靴を置くための広い土間があるのが特徴で、この土間には靴だけでなくザック等の荷物も全部収納することができるので重宝するテントなのです。
といっても実はテントはこれまでこれだけでした。
しかし、このテントも10年は使っており、また3キロ近くと重量もあるので、最近より軽量のを買いましたので、時間がかかる山にはこの軽量タイプを持っていくゆくつもりです。
ビバーク後の夕食は

とここまでは良かったのですが、この後天気は回復せず夜中には雨も降ってきましたが、何とか濡れることは免れました。
しかし、テントで寝るのはホントに楽しいもので、なぜなら、テントという狭い空間で寝るという非日常感がこの上も無く楽しいのです。
朝は幻想的に

それからは一瞬で視界が無くなるようになったり、まだ少し晴れたりの繰り返しで、とてもそれ以上天気は回復しないと思い、あと1時間足らずで頂上なのにも関わらず、そこから下山することにしました。
花がいっぱい

早速撮りながら下りましたが、山がガスっているためか登りの登山客はほとんどおらず、若いお兄ちゃん2人だけに合っただけで、さらに下りて登山口に近くなってやっとお決まりの団体が登ってきましたが、ホントに山は天気次第ですね・・
花の種類はこれまでで一番で、わかるのではマツムシソウやチングルマくらいになり、その他はちんぷんかんぷんで覚えるのはこれからの課題です・・

いくらか勝手もわかったので、次回こそは頂上のテン場でテントを張るつもりです。
◎蔵王の別荘で過ごした動画はこちら