魚を捌く、プロ用道具の紹介

動画
実は私の場合、キャンプをしていることもあり、アウトドアでの捌きをお勧めしています。
アウトドアでする理由
- 台所が汚れない(魚臭くならない)
- 大きなまな板を使える。
- 動画を撮る場合、角度を選べる。
普通に魚を台所で調理をすると、魚の跳ねが飛んだり内臓の臭いで、当然、台所中が魚臭くなります。
せっかく釣ってきた魚を捌いても、これでは、奥さんにも嫌がれることにもなりかねません。
そこで、庭にキャンプ用テーブルを置いて捌けば、台所も魚臭くならずに済むというわけです。
2.大きなまな板を使える。
魚を捌く場合、家庭の台所だと、どうしてもまな板が通常サイズになりますが、まな板は大きいほうが断然使いやすいです。
ブリなどの大きい魚を捌く場合などは、当然大きなまな板がいりますし、アジやイワシなどでも、数捌く時には大きなまな板だと、置く場所も困らず作業がはかどります。
もちろん、初めから大きなまな板を揃える必要はありませんが(プロ用で1万円位)、釣りをする方であれば、いずれ揃えたほうがいいと思います。
3.動画を撮る場合、角度を選べる。
これもその通りで、動画を撮る場合、家庭の狭い台所とは違いアウトドアだと、前後左右と自由な角度で撮ることが可能です。
では、プロ用道具を紹介しますが、一度に全部揃える必要はありませんし、また、ほとんどが家庭にあるもので代用できます。
しかし、代用はできるのですが、必然的に魚臭くなるのでそれ専用になります。
それから、これは部屋の中に置いてますが、実際は庭などで使いますので、ポリタンクなどで水洗いできる工夫をします。
道具一覧
- キャンプ用テーブル
- プロ用まな板
- プロ用前掛け
- 水切りカゴ
- 出刃包丁
- 柳刃包丁
- ブラシ
- 水切り
- ウロコ取り
- 軍手
- スプーン
- ゴム手袋
- ハンドタオル
キャンプ用テーブル
こちらは、どこにでもあるキャンプ用テーブルになりますが、ビニール製のテーブルクロスなどを、かけてもらえばいいです。
プロ用まな板
プロ用の大きなまな板で、サイズは90㎝×45㎝、値段は、凝ったものでなければ、1万円ほどでアマゾンで買えます。
そして、このサイズでもキャンプ用テーブルには収まります。
釣りをする人であれば、釣るたびに使いますので、揃えるのをお勧めします。
プロ用前掛け
ビニール製の前掛けで、ワンタッチで着脱ができて便利です。
とりあえず、普通の布製の前掛けでも構わないのですが、布製だと魚臭くなるので、そのたびに洗う必要もあり、また、衣類と別に洗うことにもなり面倒です。
これだと、サッと水洗いだけで済むのでいいですし、アマゾンで2千円ほどです。
水切りカゴ
魚を捌く場合は、何度も水洗いをしますが、その度に水切りをする必要があります。
その時に、このカゴに入れておけば、早く水を切ることができて便利です。
普通の買い物カゴで、家にあるものでもいいのですが、魚臭くなるので専用のを用意したほうがいいです。
こちらは、ダイソーで400円でした。
出刃包丁
やはり、魚を捌くには出刃包丁が一番で、ブリなどの大きな魚を捌くには、刃渡りの長いのがお勧めですが、これは、慣れてきてからでいいと思います。
ですので、お家に出刃包丁があればそれでOKで、なければある包丁でいいでしょう。
私のは、このサイズで5千円ほどでした。
包丁の使い方としては、包丁の背の部分に人差し指を添えて切ります。
こうすると力が入りやすく、しっかりと捌けます。
柳刃包丁
刺身の柵を切ったり、魚の皮を引く時に使います。
魚を刺身にまで調理する人は必須で、2千円ほどで買えます。
ブラシ
丸魚やまな板を水洗いする時に使用します。これも家庭用で構わないのですが、やはり、魚臭くなるので、専用のを用意する必要があります。
値段は数百円です。
水切り
洗ったまな板の水切りに使います。最後にはタオルで拭くのですが、これで切った後だときれいに乾きます。
これも数百円です。
ウロコ取り
これでウロコを取りますが、ウロコを取るのは、煮たり焼いたりする場合で、刺身にするために皮を引く時は、ウロコは取る必要はありません。
なぜなら、ウロコは皮に付けたまま捨てるのであり、また、ウロコが付いていたほうが、皮が引きやすいのです。
値段は、700円ほどです。
軍手
大きな魚や、冷凍して硬くなったのを切る時に使いますが、ゴム手袋の上にはめてOKです。
小さいスプーン
これは、どこの家庭にもある小さいスプーンでOKで、使うのは、骨に付いた血合い取りです。
ブラシなどで血合いを取ることもできるのですが、そうすると、こんどはブラシがえらく汚れてしまって、その汚れを取るのがまた大変なのです。
ところが、このような小さいスプーンだと、サッと水洗いだけでいいのでお勧めです。
ゴム手袋(使い捨てます)
お勧めの理由
- 手が魚臭くならない。
- 滑り止め効果があるので、魚をしっかり掴める。
- 内臓など、あまり触りたくないのも、平気で触れる。
魚を捌く時の第一の関門は、魚臭く、そして、ヌルヌルベタベタする魚を、触りたくないということがあるのではないでしょうか?
実際私も、子供の頃の釣りをした記憶では、このことが嫌で、その後釣りをすることはありませんでした。
また、魚を捌く動画も数多くアップはされているのですが、ほとんどが素手で捌いており、そうすると、この第一の関門で、する気にならなくなりそうです。
ところが、このゴム手袋をすることで、それらの問題をすべてクリアできるのです。
魚を素手で触ると、一度洗っただけでは取れないほどの臭いが付いてしまいますが、これをはめてすれば、そのようなこともなくなります。
ここで、このように素晴らしいゴム手袋ですが、値段が高くてはちょっととなりますが、私が使っているのは、某ホームセンターのブランド品で、100枚入りで600円ほどと手頃でした。
また、捌く場合は両手にはめますが、それでも一度に両手にはめても、2枚で12円と安上がりです。
そのようなわけで、こちらのゴム手袋は超お勧めとなります。
ハンドタオル
こちらは、水洗いした魚やまな板を拭き取る時に使います。
もちろん、家にあるので構わないのですが、やはり魚臭くなるので、専用のを用意したほうがいいでしょう。
以上、プロ用道具13点を紹介しましたが、ほとんどが家庭にあるもので代用でき、ないのはビニール製前掛け、柳刃包丁、ウロコ取り等ですが、これらは数千円~数百円で買えます。
あと、大きなまな板や出刃包丁などは、慣れてきてから順次揃えていけばいいでしょう。

以下のプロ捌き方動画(アジ、サンマ、タイ、ブリ、カレイ)もどうぞ。
アジ、サンマ
タイ
ブリ
カレイ